仕事のことば

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「予定価格」「札入れ」「不落」―契約のことば1

自治体が仕事を行う上で、契約事務は欠かせないものです。お役所のことばの中で、契約事務においてつかわれるものをいくつか紹介します。今回は、「予定価格」「札入れ」「不落」といった入札に関係することばの解説です。
仕事のことば

「低入札価格調査制度」「最低制限価格制度」とは何か

自治体が工事等の入札を行う場合には、最も低い価格を提示した事業者と契約するのが原則ですが、あまりに低価格で工事を請け負った事業者については、工事の品質確保の点で問題があることがあります。そうしたことへの対応として、低入札価格調査制度や最低制限価格制度があります。
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自治体の契約は一般競争入札が原則

自治体は自らの職員で業務を行う場合もありますが、他の事業者に業務を発注し、行ってもらうケースもたくさんあります。そのような場合には、契約を結ぶことになりますが、その相手方は入札で決めるのが原則です。契約の制度について説明します。
仕事のことば

初歩の手前の条文の見方3―「前段」「後段」「ただし書き」

お役所の仕事はほとんど法律に基づいて行われます。条文を正しく読むことは、すべての仕事の基礎ですが、専門的に学んだことのない方へ地方自治法の具体的な例を示し、初歩の手前から解説します。第3回は「前段」「後段」「ただし書き」などについて解説します。
仕事のことば

初歩の手前の条文の見方2―かっこ書きに気をつける

お役所の仕事はほとんど法律に基づいて行われます。条文を正しく読むことは、すべての仕事の基礎ですが、専門的に学んだことのない方へ地方自治法の具体的な例を示し、初歩の手前から解説します。第2回はかっこ書きについて。
仕事のことば

初歩の手前の条文の見方1―「項」「号」ってなに?

お役所の仕事はほとんど法律に基づいて行われます。条文を正しく読むことは、すべての仕事の基礎ですが、専門的に学んだことのない方へ地方自治法の具体的な例を示し、初歩の手前から解説します。第1回は「項」「号」など。
予算のことば

補助金にまつわる「真水」や「重点化」とは何のこと?

補助金の説明で使用される「真水」とは、対象の事業費のうち国等が実際に補助する額をいいます。対象事業費のことを「事業規模」といいます。また、補助事業の「重点化」とは、文字通り重点的に補助するということですが、補助対象の縮小を伴う場合があります。
予算のことば

公務員試験で出題されることがある「予算の原則」とは

公務員試験で出題されることがある「予算の原則」とは、①総計予算主義②単一予算主義③予算統一④予算の事前議決⑤会計年度独立(予算単年度主義)⑥予算の公開をいいます。
予算のことば

「建設地方債」と「赤字地方債」のちがいとは

地方債は自治体の借金のことです。自治体は各種施設や道路、橋などを建設する場合には借金ができ、これを建設地方債といいます。それ以外の借金は原則禁止ですが、特例的に認められる場合があり、その借金を赤字地方債といいます。
予算のことば

予算の中身を知りたい人のための「目的別分類と性質別分類」

自治体の予算を分類する方法として、「目的別分類」と「性質別分類」があります。「目的別分類」は自治体の行う仕事を仕事の種類に分けるものです。「性質別分類」は経費の種類によって分けるものです。「性質別分類」は自治体の財政を分析する場合に用いられます。