長と議会・住民のことば

自治制度のことば

「専決処分」ってなに?-わかるお役所用語解説15

長は、条例の制定・改廃を行う場合や予算を定める場合などには、議会の議決を得る必要があります。しかし、一定の理由で議会の議決を得ることができないと判断した場合には、事後承認でこれらのことを決定できます。これを長の「専決処分」といいます。「専決処分」について、取り上げます。
自治制度のことば

「再議」ってなに?-わかるお役所用語解説14

長と議会が対立した場合に、最終的には、長の不信任と議会の解散まで行きつきますが、その前段階として、一定の場合に、長は議会の議決について、もう一度審議するよう求めることができます。これを「再議」といいます。「再議」について、取り上げます。
自治制度のことば

「ここから出ていって」「あなた、除名!」-議会の仕組みと用語2

あまりよく知られていない自治体議会の制度と用語についての解説です。第2回目は、審議の公平性を保つため利害関係議員を審議に参加させない「除斥制度」、自治体議員の除名を含む「懲罰制度」、委員会制度と議会の調査権に基づく「100条委員会」について、取り上げます。
自治制度のことば

「亀の甲より年の劫」「議長譲ります」-議会の仕組みと用語1

あまりよく知られていない自治体議会の制度と用語についての解説です。第1回目は、議会の招集、定例会や臨時会といった議会の種類と通年議会、議員選挙後初の議長選出方法、議会における表決の仕方について取り上げます。
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「不信任」と「議会の解散」―首長と議会の対立の極致

自治体において、首長と議会が何らかの原因で対立した場合に、それを最終的に解消する制度として、議会における首長の「不信任」議決と、それに対する首長の「議会の解散」の制度があります。
自治制度のことば

「リコール」は首長や議員をクビにできる制度

「リコール」は解職請求制度といわれるものです。直接請求制度の一種で、一定の数の有権者の署名により、首長や議員などの解職を請求できる(クビにできる)制度です。