明吉 純

仕事のことば

「地縁団体」ってなに?-わかるお役所用語解説16

「地縁団体」とは、自治会や町内会のことです。市町村長の認可を受けた地縁団体は、その団体が所有している集会所や墓地などの不動産の登記をその団体名で行うことができます。どうしてこのような制度が設けられたのかなど、「地縁団体」について解説します。
自治制度のことば

「専決処分」ってなに?-わかるお役所用語解説15

長は、条例の制定・改廃を行う場合や予算を定める場合などには、議会の議決を得る必要があります。しかし、一定の理由で議会の議決を得ることができないと判断した場合には、事後承認でこれらのことを決定できます。これを長の「専決処分」といいます。「専決処分」について、取り上げます。
自治制度のことば

「再議」ってなに?-わかるお役所用語解説14

長と議会が対立した場合に、最終的には、長の不信任と議会の解散まで行きつきますが、その前段階として、一定の場合に、長は議会の議決について、もう一度審議するよう求めることができます。これを「再議」といいます。「再議」について、取り上げます。
仕事のことば

「条例」ってなに?-わかるお役所用語解説13

自治体は「条例」を定めることができます。いったん定められた条例は、法律と同じように強制力を持ち、罰則が定められている場合には、懲役刑まで受けることがあります。そのような「条例」について、解説するものです。
仕事のことば

「任期」ってなに?-わかるお役所用語解説12

国会議員や地方議会議員、知事や市町村長など選挙で選ばれる職をはじめ、任命や委嘱されるほとんどの職には「任期」が定められています。今回は「任期」に焦点を当てて、公職や行政委員会委員の任期やそれが短縮される場合などを説明します。
典型的お役所ことば

「地方税」ってなに?(市町村税編)-わかるお役所用語解説11

自治体のもっとも重要な財源である地方税。でも、税金にはたくさんの種類があるので、どれが国税でどれが地方税か、地方税でもそれが都道府県の税金か市町村の税金かは判別が難しいですね。今回は、地方税(市町村税)の内容について、わかりやすく解説します。
典型的お役所ことば

「地方税」ってなに?(都道府県税編)-わかるお役所用語解説10

自治体のもっとも重要な財源である地方税。でも、税金にはたくさんの種類があるので、どれが国税でどれが地方税か、地方税でもそれが都道府県の税金か市町村の税金かは判別が難しいですね。今回は、国税と地方税の区別や、地方税(都道府県税)の内容について、わかりやすく解説します。
県と市町村のことば

「監査委員」ってなに?-わかるお役所用語解説9

はじめに自治体には、執行部の仕事をチェックする仕組みがいくつかあります。議会は執行部から提出された各種議案、予算案や決算などの審議・審査を通じて執行部の仕事を事前及び事後にチェックするほか、調査権を使って特定の事項について詳細に調べることが...
予算のことば

「公有財産」ってなに?-わかるお役所用語解説8

どの仕事にも専門用語がありますが、お役所の専門用語は、職員だけでなく、住民の方々に向けてもつかわれることがあります。本記事では、それらについて、わかりやすく、すこし詳しく説明します。今回は、財政用語のなかの「公有財産」についてです。
仕事のことば

落選に納得できなければ裁判で―選挙争訟について

選挙の投票には、不正確な記載などで、だれに投票したか判別しがたいものなどが存在し、僅差の場合にはこうした投票の扱いが当落の結果に影響を及ぼすことがあります。落選した候補者などが開票時の判断に不服な場合には、関係の選挙管理委員会や裁判所で、その判断を争える道が残されています。